X(旧ツイッター)がアップデート:ビデオ通話と音声通話の新機能が提供開始

今回は、Xが新たな機能を導入したことをご紹介します。

Xは10月25日に、ユーザー同士がビデオ通話や音声通話を楽しむための新しい機能を導入しました。この注目すべき変更は、プラットフォームのCEOであるイーロン・マスクによる新たな機能の拡張の一環です。

この新機能は正式にはアナウンスされていませんでしたが、一部のユーザーは25日にアプリのダイレクトメッセージの設定に「音声通話とビデオ通話を有効にする」オプションが表示されたことに気付き始めました。

さらに、Xの公式アカウントは26日未明に「ready for it……?」と投稿して、期待感を高めました。

この新機能を使うと、ユーザーは音声通話やビデオ通話を通じてコミュニケーションをさらに充実させることができます。

アドレス帳に登録されている連絡先やフォローしているユーザー、認証済みのユーザーとの音声通話やビデオ通話を選択的に許可することが可能です。

XのCEOであるリンダ・ヤッカリーノは8月に、この新機能が近日中に提供されることを示唆していましたが、具体的な時期は明かされていませんでした。この機能の導入は、プラットフォームを「エブリシングアプリ」として進化させるプロセスの一部として位置づけられています。


現時点ではこの新機能は有料版Xプレミアム+iOSで利用可能ですが、間もなくAndroid向けのアプリでも利用できる予定です。

マスクは、この機能がiOS、Android、Mac、PCのさまざまなプラットフォームで動作し、電話番号は必要ないと説明しています。

彼はまた、この機能がXを事実上のグローバルアドレス帳に変えるものであると強調しています。

イーロン・マスクは約1年前にXを買収して以来、プラットフォームに多くの変更を加えてきました。その中には、ユーザーがアカウントをブロックできない方針の発表や、サブスクリプションサービス「Xプレミアム」の導入も含まれています。

他のSNSプラットフォームとの競争を考えると、フェイスブック、インスタグラム、WhatsAppなどが既に何年も前から音声通話やビデオ通話の機能を提供していることを考えると、Xは独自のコンテンツやコミュニティを強化して差別化する必要があるでしょう。

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