イーロン・マスクが率いるX、閲覧以外の機能を有料化へ!ボット対策強化の舞台裏
新しい時代のX(旧Twitter)
2022年10月、テック界の巨匠であるイーロン・マスク氏による買収が実現し、X(旧Twitter)は大きな変革を遂げました。その中でも、最も大きな注目を浴びているのが、Xの有料化プランです。Xは、現在一部の国で提供中の有料サービス「Xプレミアム」を全世界に拡大し、閲覧以外の機能を完全有料化する方針を打ち出しました。この新たな展開について詳しく見ていきましょう。
Xプレミアムとは?
Xプレミアムは、月額8ドル(日本では980円)で提供されるサブスクリプションサービスです。Xプレミアムのメンバーになることで、以下の特典が得られます。
・青い認証バッジによるXプレミアムメンバーの表示
・ポスト、リポスト、いいねなどの基本的な機能の利用
・長文投稿や長時間動画・音声投稿が可能
・ポスト取り消しボタンや会話の優先度ランキングなどの便利な機能の利用
・アプリアイコンや背景色のカスタマイズ
・広告表示の半分削減
有料化の背後にある理由
Xは、有料化によって以下の目標を達成しようとしています。
1.ボット対策:X上で自動投稿を行う不正なアカウント(ボット)を排除し、その存在を減少させるために、少額の月額利用料を導入。
2.収益化:広告収入に頼らず、安定した収益源を確保するため、有料会員数を増やす。
3.サービス向上:有料会員に対して高品質なサービスを提供し、機能やデザインを改善。
イーロン・マスク氏は、2022年9月19日に国連総会で、「Xはシステムの月額利用料を少額課金する方向に移行している」と宣言し、自身のXアカウントでも「無料版では閲覧以外の機能が利用できなくなり、ポストやリポスト、いいねなどは有料版でしか利用できなくなる」と明言しました。
有料化に対する反応
Xの有料化に対する反応は分かれています。賛成派は、「ボットやスパムから解放される」「サービスが向上する」「手頃な価格で利用可能」といったメリットを強調しています。一方で、反対派は、「無料で利用できる他のSNSに移行する」「有料化は利用者の自由を制限する」「価格が高すぎる」といったデメリットを指摘しています。
あなたはXの有料化についてどう思いますか?Xを今後も利用し続けるつもりですか、それとも他のSNSに移行する予定ですか?ぜひ、コメント欄であなたの意見を共有してください。
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